お泊まりデイでの夜勤対策を知っておこう

介護サービスの中にデイサービスというものがあり、基本的に日中営業しているものですが、宿泊を受け入れているお泊まりデイサービス「お泊まりデイ」というものもあります。これは、介護保険が適用されないサービスなのですが、地域によってショートステイの予約がなかなか取れないところがあり、そういったところでは重宝されています。

お泊まりデイサービスで介護職として働くと、お泊まりがありますので夜勤をすることになります。勤務時間は施設によって違いがありますが、基本的には夕食の時間前後から翌朝までの勤務です。お泊まりデイの宿泊定員は多くても9名となっていますので、大規模な特別養護老人ホームなどのように定期的な巡回やおむつ交換をすることがありません。利用者一人一人の夜の過ごし方を見守るといった形になります。

お泊まりデイの夜勤は、大規模介護施設のようなハードな仕事ではありませんが、普段なら寝ている時間に起きて仕事をしているのですから昼夜逆転になってしまうことがあります。夜勤で昼夜逆転してしまった、あるいはしそうだという場合に、効果的な睡眠の取り方があります。

一つは、寝だめをしないことです。夜勤でほとんど眠れなかった場合、夜勤明けにずっと寝ているという人がいますが、これだと生活リズムが乱れます。夜勤明けは眠ければ短時間仮眠を取るようにし、それからは普段通りの生活をします。そして夜はいつも寝る時間に布団に入るようにしましょう。

もう一つは寝る前に寝付きが良くなると言われているしょうが湯やホットミルクを飲む、お風呂は温めのお湯にゆっくり浸かるなどを試してみましょう。