お泊りデイ施設での業務について

デイサービスは、在宅の高齢者が通って利用するサービスのことを指します。介護スタッフが自宅まで利用者を送迎し、日中の時間帯に食事や入浴、レクリエーションなどそれぞれに合った介護サービスを提供しています。そんなデイサービスの施設の中には、独自でお泊りデイのサービスを提供しているところも存在しています。

一般的なデイサービスでは、日中勤務となるため夜勤はありませんが、お泊りデイサービスを提供している施設では、夜勤があることを知っておきましょう。

お泊りデイサービスは、厚生労働省の指針により最大定員9名と定められていて、多くの場合1名もしくは2名の介護スタッフが夜勤に就いています。そのため、特別養護老人ホームなどの利用者25名に対し1名のスタッフ配置に比べれば、一人当たりの仕事の負担が少ない傾向にあります。そういったことから、夜勤初心者におすすめできる仕事だといえるでしょう。

基本的に、定期的な巡回やオムツ交換といったことは行なうことはほとんどありませんが、万が一に備えての応急処置や緊急対応は必要になってきます。いざというときに慌てることがないよう、どう動くべきかをきちんと知っておくようにしましょう。

高齢化が進行している現代では、お泊りデイサービスの需要はますます高まる傾向にあります。そのため、デイサービスのスキルは大変重宝され、そこで働く介護スタッフのニーズも増えることが予想されています。